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MINIクーパー R56 SU16 エンジン不調修理☆

こんにちは。TAKUMI自動車の杉野森です。
今回は、エンジンチェックランプが無点灯のエンジン不調修理です(^^♪
以前、エンジンチェックランプが点灯しており、排気側「VANOSバルブ」を交換した車両になりますが、試乗をしていると、まだやっぱり若干ですが、時々失火しているような症状があり、きれいにふけ上がりません。
う~ん、とりあえず基本的な部分を洗っていこうと、まずは点火系を点検しようとした矢先。。。

プラグホールにエンジンオイルが漏れてしまっており、イグニッションコイルがオイルに浸かっています( ゚Д゚)
国産車でもよくある症状ですが、ここまでコイルが浸かってしまっていると、高圧電圧の伝達がオイルに疎外され、うまく火花を飛ばせない事がございます。
なんでこうなるの?というところですが、タペットカバーP/Kが原因です。しかしながら、こちらの車両。タペットカバーの隙間は外から見るとこの通り↓↓

はい、全く漏れてる気配がございません。そうなんです。これもよくあるのですが、内側の「プラグホール」側のオイル漏れを止めている。「プラグホール側のパッキン」がダメになっています。案の定。取り外す際に、こちらの「プラグホールのパッキン」がプラスチックのようにカチカチになっていることが判明いたしました( `ー´)ノ

これは、タペットカバーP/Kセットで注文するとこの「プラグホールのP/K」までセットで付いてきます。
ついでにプラグも交換しますが、このままプラグを外すと、溜まっているオイルがシリンダー内部に入り込んで、エンジン始動直後、しばらくの間、排気ガスが「白煙モクモク」状態になり、また、燃えカスのカーボンが残るのでよくありません。ここは注射器を使って取り除きます。

取り外した古いプラグと、新しいプラグの比較。やっぱりプラグもほとんど電極が残っておらず、ダメですね。

あとは、ここまでバラすなら、ついでに、吸気側の「VANOSバルブ」も交換してしましまいましょう!

あとは元通り組み付けてフィニッシュです。

せっかく走っていて気持ちのよい、いいお車ですから。少しでも不調があるとテンションがた落ちです。これで完璧!もう壊れる気がしません。
ありがとうございました。
PS→、因みにですが、タペットカバーの締め付けトルクは12Nmですよ(^_-)-☆