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R53 R56 エアコンの不具合について

こんにちは。TAKUMI自動車の杉野森です。今日は、R53 R56 当たりの年式のMINIのエアコンについて触れたいと思います。このエアコンですが、国産、外車問わず、10年も経てば効かなくなってくる車両は多いですよね。効いていたとしても新車同様ではないはずです。エアコンが効かなくなってくる原因としては様々ありますが、原因として多いのはガス漏れ、コンプレッサーの故障。その他、エアコン配管内の詰まり。(コンプレッサー異常により、コンプレッサー内部で発生した鉄粉やゴミが各サイクル内に詰まる)圧力センサー等の故障。リレーやヒューズの不具合。その他、配管内側の油膜や汚れがございます。基本的に、エアコンが効かなくなったという理由で、修理の見積もりを出すとコンプレッサーから配管、コンデンサ、エキパンまで一式で出される事が多く。修理代は20~30万程度になります。このようにエアコンの場合は、どこが悪いとピンポイントで原因が分かっても、汚れや鉄粉が各配管を詰まらせる可能性が高い為、一式で出した方が、何度もご来店させる手間を煩わせることなく、確実に一回の修理で治せるからです。当店でも、以上の内容は説明した上で、お客様に、一式交換か、ピンポイント交換かを選択して頂いております。(8割がた、ピンポイント交換で完治します。20万~30万の修理なんてそうそう払えませんからね( ;∀;))で、MINIの場合は前期R53の場合はガス漏れは少なく、9割がたコンプレッサーのマグネットクラッチ交換で治ります。後期になるとガス漏れが多く、このガス漏れも数年かけて徐々に漏れているという具合なので、異常というよりも、この年式、車種の特徴と言った方がいいかも知れません。当店では前期のエアコン不良はコンプレッサーマグネットクラッチの交換(OEM新品部品で¥18000)後期は蛍光剤入り、ガス漏れ止め材を入れた上、適切なガスチャージにて対応しております。これからの季節、エアコンが効かないと車にも乗りたくなくなりますよね。エアコンの不具合もどうぞ、ご遠慮なく「TAKUMI自動車」へご相談下さい。