こんにちは。TAKUMI自動車の杉野森です。今回は、R56MINIクーパー「メイフィア」のリアゲート開閉不良を修理致しましたので、ご紹介致します。症状としましては、常に半ドア警告灯の点灯。ドアはしっかり締まっているはずなのに、このリアハッチ警告灯が消えないというものです。
警告灯はこんな感じ( ゚Д゚)
とりあえず、スイッチを外して、車両側の電気系統に問題がない事を確認します。確認方法としては、スイッチは3極カプラなので、それぞれクリップなどで直接、短絡させてみて開閉が正常に行われるかどうか確認。また、このスイッチを外した状態で走行してみて、警告灯が点灯しない事を確認!
このスイッチを外した状態で、直接短絡によって開閉が正常に行われる事。また、スイッチを外した状態で、走行し、警告灯が点灯しない事を確認→S/Wの故障判定( `ー´)ノ
通常、このS/Wはゴムのカバーにて覆われていますが、この場合はこのゴムカバーがダメになり、スイッチが露出しています。
ゴムカバーが欠損した事で、ゴミや水分が侵入。スイッチ内部で短絡が起きていると仮定。S/Wを交換します。(またまたディーラーなんかで注文するとこの部分のASSY交換【「ASSY」とは自動車業界で、「丸ごと」「ユニット全体」という意味】で、数万でしょうね。)この場合もいつものように、似たような大きさの「タクトスイッチ」を電子パーツのラインナップから直接購入。打ち換えにて交換します!
このスイッチ部分の裏側は通常分解できないようにプラスチック溶接されていますので、超音波カッターにて分解します。
後は、元通り組み付けて、問題がない事を確認。このゴムのカバーは社外新品で2000円程度で販売がありますので、ゴムカバーも新品へ(^^)/
修理完了です!!
多くの場合、何か一つ故障があれば、同じ車種で同様の故障が頻発している可能性が高いです。もし、同じような故障でお困りの方がいましたら、是非、参考にしてください(^^♪