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日別アーカイブ: 2025年1月15日

AUTEL 診断機 導入しました

こんにちは。TAKUMI自動車の杉野森です。最近導入しました診断機のご紹介です。

開業当時より使用していた診断機は、国産自動車では不便が無かったのですが、MINIを取り扱うようになってからは不十分さを感じておりました。まず、以前の診断機は対応する外車のブランドが「MINI BMW AUDI」くらいでした。また、基本的なエラーコードの読み込みは出来ますが、アクティブテストや各種データの閲覧も出来ない状態で、時々知り合いの工場から高性能な診断機を借りて対応してましたが、このAUTEL診断機なら、そのような心配もありません。

外車を触ってて思うのは、ある程度大きな整備でいろいろ部品を分解していると、全く関係のない部分にエラーコードが記録され、多くの場合そのエラーコードの内容が「メモリー消去」の事が多くあります。要は外車の場合、各部品内にコンピューターが内蔵されている事が多く。それぞれの部品。パーツ一つ一つに車体に応じたデータが記録されているのですが、これが何らかのショックで飛んでしまうんです。

こうなると当然その部位に関しては正常に作動しませんし、また、メーター内部のチェックランプも付いたままになります。この場合、データが飛んだ部位のリセッティングや、その後の調整。データー登録等行いデーターを復旧させてやる必要があるのですが、これがまた、ディーラーでも「壊れるリスクが高い」という理由で行ってくれません。ここで、コンピューターのリセッティングが出来ない。もしくは数少ないリセッティングをしてくれる業者または知り合いが居ないともうお手上げです。

このリセッティング作業はデーターが飛んでしまった時のみでなく、コンピューターが内蔵されている部品の新品、中古問わず交換の際にも、車両個体に応じてデーターを入れ直してやる必要があるので、どうしても必須作業になります。

また、このAUTEL診断機の導入によって、国産のみでなく、ほぼすべてのブランドの車両の診断、解析、コーディング、データアクセスが可能になります。現在はMINIに力を入れていますが、後々、他のメーカー。プジョーや、シトロエン、フィアット、マセラッティ、フェラーリ等も手を付ける事が可能になります。